清明節連休が近づき、大甲媽出巡と重なるため、多くの人々が帰省し墓参りや観光、進香に訪れることが予想され、高鉄台中駅周辺の交通量が増加すると予測されています。交通の円滑化を図るため、台中市警局烏日分局は清明節連休期間中の交通分散対策を発表し、台中、南投、彰化の住民に対して、高鉄台中駅へのアクセスには代替道路を利用して渋滞を避けるよう呼びかけています。また、分局では「交通円滑センター」を設置し、管轄区域内の高鉄駅、台鉄駅周辺、東海商圏周辺の道路状況を監視カメラで把握し、必要に応じて警察官を配置して交通を誘導し、円滑な通行を確保します。

烏日分局によると、過去の経験から、高鉄台中駅区への主な車両の進入路は台74線中彰快速道路の台中高鉄ランプを経由するものです。連休の交通ピーク時に台74線で渋滞が発生すると、高鉄台中駅区周辺の高鉄路3段、高鉄東路、高鉄五路を含む道路で渋滞が発生する恐れがあります。さらに、清明連休中に大甲媽出巡が重なるため、多くの人や車両が集まることが予想されるため、公共交通機関(台鉄、バス、タクシーなど)を利用するよう勧めています。

烏日分局は、高鉄台中駅周辺の道路を利用する際には代替道路を利用することを提案しています。南投地域の住民には、中投公路を利用して烏日区環河路を下り、高鉄路一段に接続して高鉄駅に出入りすることを勧めています。彰化地域の住民には、中山高を利用し、王田インターチェンジ(または省道大度橋)を下り、烏日区中山路に接続して高鉄駅に出入りすることを勧めています。台中地域の住民には、台74線中彰快速道路または高鉄台中駅周辺の連絡道路(建国路、学田路、中山路など)を利用することを勧めています。

また、駅周辺の渋滞を減らすため、高鉄台中駅の1階および2階の乗降車エリアに設置されている「違法駐車監視執法設備」を利用し、AIカメラを使って違法駐車、乗降客、客引きを24時間監視し、違反映像を自動でキャプチャして罰金を科す仕組みを導入しています。さらに、1階のタクシー乗り場にもカメラが設置されており、違法な客引きを防止するために全時録画が行われています。高鉄駅に車で向かう際や、乗降客を送迎する際には、違法駐車や無断での乗降車を避けるよう注意が必要です。

 

出典:自由時報